2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

社会言語科学会大会

東京出張より帰還しました。疲れきっとります。 26日(金)に新幹線で東京へ。 車中で翌日の学会講演のパワーポイントを補足して完成。 新宿のホテルにチェックインした後、「メディアとことば」研究会へ。 是永論さん(立教大)の「映像広告に関する理解…

団塊の世代

そういや橋爪大三郎さんが、団塊の世代についてちらっと何か書いてたなあとふと思い出し、ぱらぱらめくる。 あった、あった。 『永遠の吉本隆明』(洋泉社新書y、2003年)のp.50-2より。 こうゆうふうにこの本を引くのは邪道だとは思うのだが(話の本筋じゃ…

んまい

昨日は年度末恒例の学部歓送迎会。 今年は京都の木乃婦というところで、会席コースをいただく。 うまい。 いやあ、うまかった。 大学教員の薄給では、なかなかこういういいところになぞ、行けるはずもないのだが、この日のために毎月こつこつと会費を積み立…

「レモン市場」問題とネット

今朝(04.3.23)の日経朝刊で連載開始された「けいざい心理学」の第1回。 寄稿者は、信頼研究で著名な社会心理学者の山岸俊男氏。 情報の非対称性が存在する匿名市場では「レモン市場」化の問題が発生する。 「レモン」とは、表面的にはちゃんとしているよ…

どうも対応がオソマツ

すぎるように思えてしかたない。 江角マキコの年金不払い発覚の話。 いえ、社会保険庁ではなく、このキャンペーンを扱った広告代理店のことなんですが。 日経と朝日しかチェックしてませんが、今日の朝刊にもやはり依然として、江角バージョンではありません…

ママ友メール

朝日新聞3/21付朝刊より。 大阪府吹田市の4歳児の母親(36)は、ママ友たちの携帯メールの使い方に首をかしげることがある。 「育児サークルの仲間同士でアドレス交換していた時に、『私は携帯を持っていない』と言ったら、急に態度が冷たくなった」「メー…

雑用ごちゃごちゃ。 おかげで、どうもしごとのはかどらない一日。 週末の学会の準備もまだしてないし。 いかん、マズイ。

問いかけとしての「ジャーナリズム」

私は基本的にあまりジャーナリストやらジャーナリズム研究者が好きではない。 それはたぶん、彼ら彼女らが「正義」やら「真実」やらをベタな肯定形で語りあげがちだからだと思う。 ひょっとしたら私が高校〜大学生期をすごした80年代のアイロニカルな「感…

気分は下向きモード

ゼミ4回生は行ってしまったし。 いかりや長介も逝ってしまったし。 昨日は完全に宿酔、つうより睡眠不足。 朝方までまったり呑んでたもんで。 一昨日は昼過ぎからいつもゼミをやっていた部屋で卒業証書を手渡す。 そのあとでひと言だけいわゆる「贈る言葉」…

祝!「スタンダード反社会学講座」書籍化決定

この本は、できることならオレが書きたかった(笑)

感傷の季節

昨日は子どもの卒園式。 「みんなはせんせいがうけもったはじめてのこどもたちでした」ということばに、同じく「せんせい」と呼ばれる立場にある者として、ちょいとグッときてしまう。 「ちちおや」としてより「せんせい」としてグッときてしまうのは、少し…

読書メモ(承前)

●大澤真幸「神は細部に宿るか?」『d/SIGN』6号、2004年 オタクの細部への拘泥を、欲望の換喩的移行様態においてとらえ、「神」=全体性が「細部」=部分に宿ることが可能かを、落合仁司の(可算/非可算)無限概念による神学論によりつつ論じる、いかにも大…

今どきの50代

特に50代後半って、最悪の世代なんじゃないか。 むろん個人的な感情論、印象論にとりあえずはすぎませんけど。 電車の中でケータイで声高にしごとの話をしてるのって、目を向けるとこの世代のことが多いし。 昨日もジュンク堂でケータイでがなりたててるこ…

読書雑記

●「特集 非暴力の力」(ビッグイシュー、6号) 冒頭p.12-3に、1982年パレスチナで「チェックの模様のスカートをはいた少女が殺されていた」写真。 こういうの、もう、ダメです。 自分の子どもと年格好が近い子どものこういう写真。 もう、どうしようも…

なぜラッピング?

暖かくいい天気。 なので、大阪市内に新幹線チケットと本を買いにでかける。 梅田の街頭でビッグイシュー日本版6号を購入。 あり? ポリエチレンの袋でラップされとるぞ。 こないだ買ったときはラップなんてなかったのに。 ロンドンにいたときもラップされ…

『「おたく」の精神史』

「おたく」の精神史 一九八〇年代論作者: 大塚英志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/21メディア: 新書購入: 5人 クリック: 139回この商品を含むブログ (185件) を見るあちこちで書類を待つ間や移動中に、そちこちで話題になっている本書を半分くらい…

どっぷりと疲れた

週末に国税庁のサイトでお勉強した結果、私の希望する控除を受けるためには、書類をいろいろ揃えなくてはならないことが判明。 今朝早くからそれらの書類を取りにあちこち走り回る。 12時前には研究室へ出向き、少し下調べをしたのち、1時からワークス研…

大阪道頓堀のグリコ看板のランナーは

フィリピン人である。 〃Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)<へぇーへぇーへぇーへぇー ┏┓⊂ ⊂_) \_______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ダメすかね? うちのゼミで見つけて「トリビア」に送ったんですが、どうもボツだったようす... だれかに言いたくてうず…

『中央公論』のケータイ特集

今月(4月号)の『中央公論』が「ケータイ文化は退廃堕落社会の予兆か」という特集を組んでいる。 といっても、武田徹氏と小原信氏の2編だけによるものだが。 しかし、その特集タイトルの下に編集部がつけた文句がちょっとひどい。 いまやケータイ人口は五…

ネットと「表現の自由」

昨日、かつて同僚だった大石泰彦さんからご著書『メディアの法と倫理』(嵯峨野書院、2004年、ISBN:4782303955)を送っていただく。 恥ずかしながら、この分野には疎いので、ぼちぼち読み進めながら、勉強させていただいているところ。 コンパクトにまとまっ…

大阪、予想最高気温18℃

暖かくなってきた。 明日はまた少し気温が下がるようだが。

お、石原慎太郎が岡崎京子の

『リバーズエッジ』を読んでるとは(→ここ)、知らなんだ。 しかも、好意的評価。 あなどりがたし。 しかし、この対談、石原氏の斎藤氏に対する態度が変わっていく様子(最初はぞんざいというかテキトーな感じなのが「こいつなかなかできるな」的に話しぶり…

反‐ゲーム脳

の本なり何なりを、だれかが論者をまとめて出しておいたほうがよいのかもしれない、と思った。 きっかけは、今春号のInterCommunication(48号)。 特集が「大学」だったので買ったのだが(あまりにおもしろそうな稲葉振一郎+黒木玄対談に惹かれて)、そ…

あら?!

北田さんがマイアソンの『ハイデガーとハバーマスと携帯電話』を評している(ココ)。 ぼやぼやしてるうちに、先をこされたぜ(笑) 簡潔かつ的確な評。 確かにマイアソンのハーバーマス理解とケータイの分析は私も粗雑だと思う。 「大澤さんの解説もかなり…

父親との会話とアイデンティティ

2002年におこなった首都圏16〜7歳調査をちょっと再分析してみた。 その結果の一部をノート。 友人・母親・父親との対面会話時間を多(1)/少(0)の2値化して、性別のダミー変数=男(1)/女(2)とともに独立変数とし、アイデンティティにかかわる6設問…

今日は少し暖かい

春か、春なのか、春になるのか? 短髪の頭が寒いので、早く春になってくれい。

プリクラ的監視社会

ケータイやネットで簡単に映像通信ができるようになったら(すでに半ばなりつつありますが)、既存のコミュニケーションはそれに代替されるようになるか? わたしはあまりそうは思わない。 もちろん、旅行中の留守宅や、ひとり暮らしをしている老親の居宅を…

今日も寒い

2月のほうが暖かかったような気がする。 昨日はかなり雪も舞っていたし。 髪を切ったので、余計に頭に寒さを感じる。 春はまだか。 先週末、取材にいらしたY経済研究所のかたからメールをいただく。 帰途で車上荒らしにあって、取材ノートの入ったカバンを…

ネットユーザの10.6%が「2ちゃんねる」にアクセス

していますた。 これはパソコンでインターネットにアクセスしているユーザ(ケータイでのインターネットユーザは含まず)をベースにした比率。 インターネットユーザでない人も含む全数ベースだと、4.7%。 ま、パネル調査の2回目(前回は01年秋、今回は03年…

甘すぎた...

ネット利用調査の報告書を書かねばと思いつつも、「ま、2日くらい根を詰めてやれば何とかなるか」と、あまり何もせずにずるずる先延ばしにしてきたツケがまわってきた。 〆切は昨日が厳守。 ありがちな「厳守」ではなく、もろもろの都合上、延ばせて1日程…