2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

シンポジウム「ジャーナリストとはどういう職業か」

関西大学社会学部シンポジウム「ジャーナリストとはどういう職業か」を開催します。 社会学部・マス・コミュニケーション学専攻では、来年度より、ジャーナリスト志望の学生のためのプログラム「ジャーナリスト養成コース(仮称)」を設置する予定です。近年…

内閣府「治安に関する世論調査」

19日(日)の各紙で、調査結果の概要が報道されていた。*1 内閣府の概要報告書は、ここに。 調査自体についてもいろいろ思うところはあるが、報道のしかたにやはり少し疑問がわく。 たとえば、朝日の1面でとりあげられた記事の見出しは 「日本の治安悪化」 …

卒論アドバイス、てゆうか卒論性格診断?

卒業論文取組みスタイル診断なるサイトがあることを、id:Otya:20040919#p4 さん経由で知りました。 今日からいよいよ授業再開です。 卒論の作業が思うように進まないとお嘆きのゼミ生諸氏、一度やってみてはいかが? てなわけで自分でもやってみた。 筋は悪…

ホームページの使いやすい大学ランキング

日経BPコンサルティング調査によると(日経新聞04年9月12日付朝刊)、ベスト10は次のとおり(カッコ内は使いやすさスコア)。 金沢星稜(62.56) 明治学院(61.00) 成城(60.67) 工学院(59.94) 仁愛(59.94) 昭和女子(59.00) 獨協(58.78) 京都…

万引き

「安全神話」の崩壊、犯罪検挙率の低下をめぐって、警察の政策転換が認知件数を底上げして(これまでは受理されなかったものが受理=認知されるようになった)、それが認知件数の増加→検挙率の相対的低下を招いているのではないか、「治安悪化」はもっぱら数…

社内報

むかし勤めていた会社の社内報が何年分かでてきた。 勤めいたいた当時は「けっ」ってな感じ受け取っていた(けども何となく気になって割にちゃんと読んでいた)のだが、今になって第三者的な目からみると、何かこれはおもしろい「メディア」だなあと。 社内…

日曜の新聞の書評面に、「反社会学講座」の広告がでかでかと。 それを見た妻いわく、 「コレ、おもしろそーじゃない?」 へへ〜ん、おいら、この本の帯に推薦文書いたんだよ〜ん。 「へええ、おもしろい?」 うん、おもしろいぞ、読む? 「読む」 じゃ、研究…

社会調査データで何が言えるか

何かしらの調査データをもとに、何ごとかを言おうとする語り口を聞いていると、その語り手によっては、ものすごい違和感というか抵抗感をおぼえることがある。 それは、調査データを正しく用いることによって確たる「真理」に到達できる、という臭いを語り手…

中西新太郎「若者たちに何が起こっているのか」花伝社、2004

思った以上に、おもしろい本だった。 著者は48年生まれとあるから、今、56歳か。 「藤崎詩織」とか「黒田硫黄」とかがすらすら出てくる団塊世代って、すごくね。 奇跡的にすら思える。 かといって、いわゆる「サブカル」ばかりを論じた本ではない(し、…

重松清はまっとうな人だと思う

朝日04年4月26日朝刊、フォーラム「うたおう 子どもの権利」より。 ――96年の統計ですが、子育てに関する国際比較で、「子育ては楽しいですか」との質問に、楽しいと答えたのがアメリカは7割、韓国は5割、日本では2割しかいませんでした。日本では、子育て…