SNSの一般化

ソーシャルネットワーキングサービス「mixi」会員100万人突破
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200508030011a.nwc

ミクシィは昨年二月にサービスを開始した。友人から招待された人だけが会員になることができ、それ以外の人はサイトを閲覧することもできないサービスながら、会員数は「指数関数的に増えている」(笠原健治社長)状況。一年半で百万人を突破した。
…(略)…
総務省はSNSのユーザーが二〇〇七年にブログユーザーを上回る一千四十二万人に達すると予測している。


現在の日本インターネット人口は推計7000万人程度。
http://www.impressholdings.com/release/2005/025/
日本のネットユーザの1.4%がmixi会員という計算。
これくらいまで成長しちゃったら、コミュニティの安心感を醸成する云々のために、「友だちの紹介」が必要、というのはあまり意味をなさないだろう。
つうことは、公開設定を「友だち」までにするか、「友だちの友だち」までにするか、といった選択肢が、今後はさらに重要になる。
で、こういうmixi的な公開設定のアーキテクチャがネット上で一般化するだろうことも予想される。
ただ、こういう「友だち」への個別的信頼で成り立つコミュニケーション空間というのは、openではありうるかもしれないが、privateな本性のものに思える。
publicなものにつながる一般的信頼は、こういうかたちのアーキテクチャでは醸成されにくいのではないか。
というようなことがつらつら気になっているのだが。
一度、集中して考えてみないと。


おまけ。


東大卒業生限定のSNS「東大OBネット」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/02/8648.html
だってさ。