『デスノート』と「大工と鬼六」

DEATH NOTE (9) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (9) (ジャンプ・コミックス)


ゼミ生のKさんに1週間に1冊ずつ貸してもらい、ようやく最新刊までたどりついたわけですが、これって明らかに民話の「大工と鬼六」をモチーフにしてますよね。
死に神の目を得る代わりに、寿命の半分を取られる←→橋を造ってもらう代わりに、大工の目を取られる
名前が知られると命を奪われる←→鬼は名前を知られると消えなくてはならない
各変項がレヴィストロースの神話の構造分析的に変換されてはおりまするが。
「大工と鬼六」は西洋民話の翻案というような説もあるようですが、こういう観点から書かれた「デスノート」批評、どなたかご存知ありませぬか。
あったら、年末年始の読書タイムにちょっと読んでみたい。