卒論ゼミ

実質的に今日が今年度の初回だったのだが、出席率はかろうじて5割超であった。
残りの学生さんはみな就活。
個人的な感触としては、ウソの申請ではなく、たぶんみんな本当に就活。
内定者もぼちぼち増えだしたので、これから出席率はもう少し改善されていくとは思うけど。
この時期、ゼミを進めるのは困難を極める。
いや、卒論なんて個人で書くもんなんだから、出てくるやつに個人指導していけばいいのだというご意見もありましょうが、他の人の発表を聞くこと、その発表がどう叩きのめされるか(主に私にですが)を聞くこと、この時期には個々人で作業を進めるより、そちらのほうが重要だろうと私は思うので。
だから、例年、出席率がいかんともしがたく落ち込むゴールデンウィークまではゼミを休講にするわけで(もちろん夏休みの初めに合宿してその分は補いますので、念のため)。
まあ、国公立(あ、独立行政法人か)のように、10人以下の単位のゼミならともかく、20人のゼミで個人指導をこの時期から繰り返していては、こちらの身も持たないという健康上の理由(笑)もありますが。


しかし、今日のゼミでは、教員になって初めてハッピーバースデーのサプライズをしていただきました。
もうじき39になる身としては、近々誕生日を迎えるのはもはや嬉しいとはいいがたいことですが(体力の衰えを痛感しつつあるし)、祝っていただいたのはすなおにうれしい。
ゼミ生のみなさん、ありがとうございました。
ワインとおつまみ、今晩にでもありがたく査収させていただきます。


それはさておき、大学教育を妨害する就活なるものについて、鬱憤晴らしに新聞記事のクリップなど。