美しい「花」がある

「花」の美しさというような様なものはない


朝日の土曜版に載っていた小林秀雄のことば。
サブリミナルも要はそういうことだ。
無意識な認知がある。
認知する無意識という様なものはない。
あんまりこんなことばかり書いてると、坂口安吾流に「ことば遊びにすぎない」と批判されるだろうが。


錯視とサブリミナルを等値するのは乱暴に思えるかもしれない。
いや実際のところかなり乱暴だし、そんなにきちんとしたことを言うつもりもないんですが、

  • サブリミナル‐カットは知らないうちに実際は見えてしまっている
  • 錯視図形は知らないうちに実際よりも長く(短く)見えてしまっている

という同型性を言いたいだけの話。
問題があるとすれば、「実際」ということで何を指しているのかということだろうが、その話はめんどくさくなるのでまたの機会に。