私のやってる研究は、と言うと

via 大学教員の日常・非日常(1/19)

ノーベル賞の野依先生が、師匠の上田先生から教わった考え方として、次のような基準を提唱しています。

研究を「基礎←→応用」という1軸ではなく
「基礎←→末梢」「純正←→応用」の2軸で表現する。

この基準で考えることで、いろんな誤解をとくことができる模様。

原理をつきつめていくものが「基礎」で、なんかコチョコチョやってるのが「末梢」

金にならないのが「純正」で、技術に発展し金にもなるのが「応用」

その組み合わせで4つの研究領域が誕生。

「純正基礎研究」原理・真理の追求
「応用基礎研究」トランジスタのように、さらなる理論に発展する技術
「純正末梢研究」趣味の研究、次につながるか不明
「応用末梢研究」企業の研究、金儲けにはなっても、真理・原理は追求しない


私はどうみても「純正末梢研究」だわな......
ていうか、社会学の大半はこれに属するような気も(本人の自覚の有無にかかわらず)......