反社会学講座 しつこいようだが。
辻ゼミの学生さんと「情報メディア論」の受講生さんは、『反社会学講座』を必ず買って(←ここ重要)読むべし。
いや、私に印税や宣伝費がはいってくるわけではまったくありませんが、こういう本が売れないとなると、クライ気分になってしまうもんで。


特に、あさって履修許可者の発表される辻ゼミ6期生の人々にとっては、必読テキストであり、夏休みの読書感想文の課題図書であります。
センセイは、おとといbk1に書評を載せておいたので、それも読んで興味をかきたてられるべし。
ちなみに、本日10:15am現在で、

この書評はいいと思った・・・
「はい」を押した人は、現在、 50.0% です。

なので、ゼミ生はとにかく「はい」を押しておくがよろし。
しかし、毎回書評を書くたびに思うのだが、論文よりさらに苦手だ、不得手だ、書評は。


「情報メディア論」の受講生も、買って読んでおくと、いいことがあります。
前期試験のレポートに、「買って読みました」とどこかに書いておけば、5点くらい上積みする気になるかもしれません。
ちなみにレポートの論題は、「自分で問題を作れ」つう究極の禁じ手を発動してみました。
でも、作った問題文を読めば、講義が理解できてるかどうか、模範解答を読まなくてもだいたいあたりがつくと思われるので、これはけっこう良問ではないかとも思うのだが。
決して、自分で問題を考えるのがメンドウだったからでは、ない(w

この半期の講義の本質的なポイントが理解できているかどうかを問うための論述問題(1問)と、それに対する模範解答を、3000字以上4500字以内で作成せよ。問題は講義全般の理解を問うものでも、ある特定のテーマの理解を問うものでもかまわないが、論述問題以外の形式(穴埋め問題など)は不可。レポートの形式は、A4用紙で、縦置き・横書きとする(ワープロがのぞましいが手書きでも可)。


反社会学講座』を読んで、笑ってしまったあなた。
あなたは、「講義の本質的なポイント」が理解できてますから、安心してレポートを提出するがよろし。
怒ってしまったり、「そうか、真実はそうだったのか」と目ウロコだったあなた。
あなたは、「講義の本質的なポイント」を理解しそこねてますから、不安になってください。
そうです、『反社講』は、講義の単位がもらえそうかどうかを測るリトマス試験紙なわけですね。
笑えなかったあなたは、「情メ論」のレポート作成にかたむける時間と情熱を、別の科目の試験準備にあてたほうがよいかもしれません。
「講義の本質的なポイント、って何なんですか?」などとは決して聞かないように。
講師本人もそれがわからないから問題にしてみなさんにおうかがいしてるわけですから(w


今年、卒論を書かねばならぬゼミ生の人々も、やはり買って手元に置いて拳拳服膺するがよろしいでしょう。
辻は卒論に、『反社講』よりさらに一歩ふみこんだレベルの出来を求めます。
いえ、心配することはありません、「求める」だけです。
『反社講』のレベルに達すれば、卒論の成績評価は98点をさしあげます。
99〜100点の評価がほしい人は、「さらに一歩先」を目指すよーに、ということだと理解してください。