フジ「とくダネ!」での放送終了

遅めの昼休み中です。
HDDレコーダに録っておいたのをチェックして感じたところを取り急ぎ。


スタッフが制作した映像部分は評価したい。
少なくとも、若者を(あるいは友達がいないように見られることへの不安を)否定的にばかり位置づけようとするものではない。


スタジオの出演者はどうか。
スタッフの意図や問題意識をはたして共有できているのか。
結局はこういうことしか言えないのかと、思わざるをえなかった発言。

メインキャスター小倉智昭「日本は滅びるんじゃない」


メインキャスター小倉智昭「よし今日は実践しよ、今日の昼間はトイレでカレーを食うぞ」
その他スタジオ出演者「あはははは」


これは「揶揄」ではないのか。
前エントリにも書いたように、私が取材を受けるにあたって出した条件の一つに次のことがあったのだが。

まず一つは、メールに書かれていた企画意図、つまり、今回の愉快犯的な張り紙といっしょになって「便所飯」を揶揄し、おもしろがることが決して目的ではないことを、番組中で明言していただきたい。
一言でかまいません。


「番組中で明言」されたと思える箇所もさしあたり見あたらなかった。


急いで付け加えておくが、裏切られたとは思っていない。
私の対応にあたってくれた方は、その職務の範囲内でできる限りのことをされたと思う。
その跡は随所にみえる。
にも関わらず、こうなる。
くどいようだが、そこに今のテレビ(マスコミ)の“構造的な”問題がある。
それを明確に例示する素材が得られたと思う。
仕事に戻るので、後でまた改めて書く。