買ってくれとは言わないが

でも、買っていただけると、ありがたい。
三宅和子ほか編『メディアとことば(1) 「マス」メディアのディスコースひつじ書房、2004

メディアとことば (1)

なんせ、刷った部数も少なく、献本だけでわずかばかりの印税もふっとんでるので(ていうより、持ち出し状態)。
私は「広告のどこに問題があるのか 〜消費社会における現実と虚構のゆらぎ」つう論文を書いてます。
これまでの論文で書いてきたことをまとめたのが半分以上ですが、いくらか新しい議論も付け加えてます。
かたつむりの歩みのように遅々として進まぬ研究で、スイマセンです。


えーと、それから、リクルートワークス研究所のインタビューがアップされました(>こちら)。
ちょっとミスリーディングなところがあるかもしれません。
ケータイ利用者を「通話派」と「メール派」に分けて、それぞれの特徴を語るというかたちになっていますが、「通話派」と「メール派」は、実際のところ重なり合うところも大きいです。
つまり、「通話派」かつ「メール派」であるケータイ利用者も多い(通話頻度とメール頻度はかなり相関します)のですが、相互排他的カテゴリーであるかのように読めてしまいます。
便宜的に「通話派」「メール派」としたほうが、話がわかりやすいだろうと思ったので、そうしたのですが、「通話派はあまりメールを使わない/メール派はあまり通話しない」という誤解を生みそうなので、反省してます(今日、取材にいらした方もこの記事を読んで、そう誤解なさっていた)。
それぞれ、単に「通話頻度」「メール頻度」と関連する対人的・心理的傾向というふうに、読み替えていただければと思います。
これまた、スイマセンです。